美容形成外科の中の最先端医療の一つとして、レーザー治療があります。このレーザーとは、人工的につくられた高いエネルギーと固有の波長を持つ光のことで、ある特定の色素にのみ反応し、破壊します。この光の性質を利用して、光線を治療目的の部位に照射する事により、正常な皮膚組織を破壊することなく、アザ、刺青、そばかす等を除去する治療をレーザー治療と言います。現在ではこの応用範囲は多方面にわたり、アザ各種、シミ、そばかす、ニキビ跡、ホクロ、イボ、刺青、アートメイク等の除去と脱毛に使用されています。


今私のクリニックで使用しているルビーレーザーは、J-Mec社製のルビーレーザーを使っていますが、これが中々良いレーザーで、特にカライドスコープという特許をとっている装置を使っています。このレーザーは、宝石のルビー(工業用のルビーです。)を使っていることは有名ですが、ルビーレーザーに関してはここでは省くことにします。
http://www.jmec.co.jp/products/ruby.phpに詳しく記載がありますので、興味のある方は見てください。
これまでのレーザーはトップハットと言って、レーザー照射範囲の中心がもっともエンルギーが高く、徐々に周辺に行くに従いエネルギーが減衰してしまいます。このような状態でレーザー照射をすると中心はアザやシミが取れるのに、周辺部はそれが残ることになり、良い結果が出ません。(所謂ブチの状態になります。)
そこで、この弱点を補うために、カライドスコープという装置が開発され、これによりレーザーエネルギーが均一化され、治療効果が良くなります。特に太田氏母斑(青色のアザ)の治療に抜群の効果を生みます。
この様にアザに良い結果を出しますが、この外にもホクロ、シミ、イレズミ治療に効果を発揮します。(イレズミはYAGレーザーの方が効果が優れていますが。)
ルビーレーザーはメイマンという方が実際にレーザー発振をしたのですが、このレーザー光線が存在すると言うか、発振できると予言した人は、誰あろうかのアインシュタインです。物理学の巨匠ここに極まれりです。

